久保田道子（ソプラノ声楽家）

名古屋市菊里高校音楽科を経て愛知県立芸術大学声楽科大学卒業、同大学院修了。第43・49回 全日本学生音楽コンクール第1位。ウィーン国際音楽セミナー、ユーロミュージックフェスティバル等に参加。

ドイツ・オーストリア・韓国でのコンサート、アメリカでリサイタルのほか、さまざまなコンサートに出演し『その艶やかで澄んだ歌声は聴くものの心を揺さぶる』と評される。

ベートーヴェンの「第九」やバッハの「カンタータ」など宗教曲のソリスト、「ニューイヤーオペラコンサート」などに出演、オペラでは「ヘンゼルとグレーテル」（グレーテル）「仏陀」（鳥）「カルメン」（ミカエラ）、―創作オペラー「鶴」（千鶴）、「オペラ忠臣蔵」（瑤泉院）を演じ好評を博す。NHK-ハイビジョンＴＶ「山川草木」の録音などにも参加。「日本のピアノ音楽100年展」にて日本歌曲の新境地を拓く短歌組曲の初演で好評を博し、日本語の美しさにも定評がある。

お話しコンサートや子育てイベント（チューキョーくんのすこやかフェスタ他）、学校・病院・ホスピスでのコンサート、発声講座なども行い、人間の身体や心の内にある本当の声を求めて発声・呼吸法の指導者としても活動している。発声を故 木下武久、故 森晶彦、声楽を飯山恵巳子、渡部千枝、故Nedda Caseiの各氏に師事。

現在、“名古屋二期会”“EIの会”“麦の会”会員。ヴォーカルアンサンブル ロンド指導者。CD「響け心の歌」「Blue Wings」をリリース。